涙と笑顔で見送る“等々力ラストライブ”の真相とは?
人気スリーピースロックバンド SHISHAMO が、2026年6月の等々力陸上競技場でのワンマンライブをもって活動を終了することを発表しました。
突然のニュースに「どうして!?」「不仲?」「結婚?」「宮崎朝子の私生活が関係?」など、ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っています。
ここでは公式発表を軸にしつつ、バンドの歩みや背景から“本当の解散理由”を考察していきます。
1. メンバーの将来への想いが引き金に
きっかけは2024年夏。ベースの松岡彩が「これからの自分とSHISHAMO」についてメンバーに話したことでした。
このやり取りを経て、3人は真剣に“これからのバンドのあり方”を見つめ直すことに。結果として出した答えが「SHISHAMOを完結させる」という大きな決断でした。
彼女たちにとってSHISHAMOは単なるバンドではなく“人生そのもの”。だからこそ「中途半端に続けるより、最高の形で終えよう」と腹を括ったのではないでしょうか。
2. “SHISHAMOらしさ”を守るための解散
発表文では何度も「SHISHAMOがSHISHAMOであり続けたい」という言葉が強調されています。
長く活動すればするほど、音楽性や関係性に変化が生じるのは自然なこと。しかし彼女たちは“ブレない自分たち”を最後まで守り抜くことを選びました。
解散は決して後ろ向きではなく、“理想の姿を貫いた結果の選択”と言えるでしょう。
3. 困難を超えたからこその区切り
今年に入り、吉川美冴貴(Vo/Gt)が体調不良で活動に影響を受けたこともありました。
それでも3人は止まらず、唯一無二の音楽を届け続けてきた。その自負があるからこそ、「今なら胸を張って幕を下ろせる」と思えたのかもしれません。
4. 不仲説は?
解散報告で「この3人のSHISHAMOがとても好き」と互いへの想いが綴られていることから、不仲説はほぼ根拠がないと見て良いでしょう。
むしろ長年の信頼関係があるからこそ、解散という大きな決断をスムーズに共有できたと考えられます。
5. 結婚や私生活の変化は?
メンバーはいずれも30歳前後。女性としてのライフステージを意識する時期でもあります。
結婚や家庭と音楽活動をどう両立するか──そんな現実的な課題が、解散の判断を後押しした可能性は十分に考えられます。
6. 宮崎朝子の結婚・妊娠との関係は?
ファンの間で特に注目されているのが、フロントマン・宮崎朝子(Vo/Gt)の結婚や妊娠の有無。
現時点で公式な発表はなく、直接的な関係は不明です。ただ、解散の背景に「私生活を見据えた決断」があるとすれば、彼女の人生設計が少なからず影響している可能性はあります。
“新しい人生の一歩”を踏み出すために、バンドという大切な存在にきちんと区切りをつけた──そう読み解くこともできそうです。
7. 最後の舞台を等々力に選んだ意味
そして何より象徴的なのが、ラストライブの会場が「等々力陸上競技場」であること。
彼女たちが長年夢見てきた場所であり、願い続けてきた舞台です。ファンと一緒に“夢を叶えながら終わる”というドラマチックな演出は、SHISHAMOらしい潔さと愛に溢れています。
まとめ
SHISHAMOの解散は、
- メンバーの将来への見直し
- SHISHAMOらしさを守るための前向きな決断
- 私生活や結婚、家庭を意識した人生設計の変化
が重なった結果と考えられます。
不仲やネガティブな理由ではなく、信頼と愛情に基づいた“前向きな解散”。
その最終章は、涙と笑顔が入り混じる最高のステージになるはずです。
2026年6月、等々力陸上競技場──そこが、SHISHAMOがSHISHAMOであり続けた証を刻む最後の場所となります。