――元グラドルから婚活コンサルのカリスマへ
グラビアアイドルから実業家へ。華やかに見えて、その裏には泥臭い努力と数々の修羅場があった…。
今や結婚相談所を手掛ける会社「株式会社Weave」の代表であり、恋愛コンサルタントとして多くの男女を成婚に導いている 山本早織さん(39歳)。
波乱に満ちた半生を振り返ると、「結婚」を人生の中心に置いた彼女の姿が浮かび上がってきます。
プロフィール
- 名前:山本早織(やまもと さおり)
- 生年月日:1985年11月16日
- 出身:東京都葛飾区
- 肩書き:実業家/株式会社Weave 代表取締役社長/恋愛コンサルタント/YouTuber
- 元職業:グラビアアイドル、女優
16歳で芸能界に飛び込み、Hカップ→Iカップの“グラドル”として雑誌やドラマに出演。
その後、引退・転身を繰り返しながら、今や恋愛・婚活の分野で絶大な存在感を放っています。
学歴は?
意外にも 学歴についての公式な情報はほとんど公開されていません。
高校時代にスカウトされて芸能界に入ったことから、大学進学よりも芸能活動を選んだ可能性が高いでしょう。
“学校で得た知識”よりも、“芸能界・夜の世界・裁判・起業”といったリアルな社会経験の方が、彼女の武器になっているのは間違いありません。
芸能界から夜の世界へ、そして裁判へ
16歳で芸能界入りした山本さん。
しかし、24歳のときに事務所と大トラブル。
「彼氏禁止」の契約を破ったことで、 違約金2000万円を請求される裁判沙汰 にまで発展しました。
当時の月収は10万円以下。貯金も130万円程度しかなく、絶望の淵で「もう風俗で働くしかない」と思い詰めたこともあったそうです。
芸能界を引退した後は、銀座のホステスとして働き、そこで培った人脈や観察眼が、のちの「恋愛コンサル」につながっていきます。
起業と大逆転劇
2016年、山本さんは 婚活コンサルティング事業 を立ち上げます。
国から借りた500万円は一瞬で消え、半年間は入会者ゼロ。普通なら心が折れるところですが、彼女は逆に開き直りました。
アプリで「美人と付き合う方法教えます」といったサービスを売り出すと、それが大バズり。
気づけば事業は軌道に乗り、わずか1年半で売上1000万円。さらに成長を続け、年商1億円に到達しました。
現在は、
- 結婚相談所の運営
- 男性向けエステサロン経営
- 婚活や恋愛をテーマにしたYouTube配信
- 女性の起業支援チャンネル「ビジ女」
と、活動は多岐にわたります。
結婚と家族
一度目の結婚
2012年、サッカー選手・河原和寿さんと結婚。翌年には挙式を挙げましたが、後に離婚。
芸能活動の終焉と重なる時期で、山本さんにとっては人生の転換点でもありました。
二度目の結婚
2018年、実業家の男性と再婚。
当初、夫には結婚願望がなかったものの、山本さんが30歳を過ぎて「子どもが欲しい」と強く願うようになり、最終的に結婚へ。
「32歳までにプロポーズされなければ別れる」と心に決め、別の男性に“愛人として生きる準備”までしていた時期があったというから驚きです。
それでも今は、本妻として夫と子どもに向き合う日々を「嘘のない生き方が一番幸せ」と語っています。
子ども
現在は 1児の母。
息子さんを“師匠”と呼び、家族との時間をSNSでも発信。再婚後の生活は、安定と充実に包まれているようです。
考察:波乱を超えて「結婚」を軸に生きる
山本早織さんの人生を振り返ると、
- 芸能界での華やかなスタート
- 契約違反による訴訟と裁判
- 銀座ホステスでの生活
- 離婚と再婚
- 起業と事業成功
と、まさに 浮き沈みの激しいジェットコースター人生。
しかしそのすべてが、「結婚とは何か」「パートナーシップの本質とは何か」を考え抜く土台になりました。
だからこそ今、彼女の婚活アドバイスは机上の空論ではなく、“生きた実体験”として人の心に響いているのでしょう。
山本さんにとって「結婚」は単なる制度ではなく、人生を豊かにする軸そのもの。
嘘や隠し事のない、まっすぐな生き方を選んだからこそ、現在の成功と幸せがあるのだと感じます。
✦ 波乱万丈な過去を超え、今や「結婚の専門家」として第一線を走る山本早織さん。
その姿は、結婚や人生に悩む人にとって大きな希望になっているのではないでしょうか。