SNS総フォロワー数100万人超、コミケやグラビア誌でも大きな存在感を放ち、ファンから「よく曲がるコスプレイヤー」として親しまれた 柳丸（やなまる）さん。
その突然の訃報が発表されたのは2025年9月26日。公式Xで妹さんが伝えた一文は、長年彼女を応援してきたファンの心を一気に凍りつかせました。
「9月16日、姉が持病悪化のため亡くなりました」
あまりにシンプルで、あまりに重い報告でした。この記事では、柳丸さんの 死因・プロフィール・学歴・経歴・プライベート を丁寧に振り返りながら、彼女の生きた証をたどっていきます。
死因
柳丸さんの死因について、公式に発表されているのは「持病の悪化」という一言のみです。具体的な病名や診断結果は公表されていませんが、2024年2月から耳の不調やめまい、難聴をきっかけに体調を崩し、原因不明の脳関連の症状に苦しんでいました。
入退院を繰り返す日々は2024年の大半を占め、8月にはほぼ入院生活となり、長年大切にしていたコミケ参加を断念。12月には「長期入院に入る」とファンに報告し、大きな衝撃を与えました。
2025年に入っても体調は改善せず、8月には活動休止を正式に発表。そして約1か月後、持病が悪化し帰らぬ人となりました。
9月26日に妹が訃報を伝えると、SNSには「信じられない」「涙が止まらない」「ずっと大好きです」といったコメントがあふれ、彼女の存在の大きさを改めて感じさせました。
プロフィール
柳丸さんは、コスプレイヤーとしての活動において非常にオープンでしたが、プライベートな部分は徹底して隠し続けた人物でした。
- 本名： 非公表
- 生年月日： 非公表（一部で4月30日説あり、未確認）
- 年齢： 非公表（活動開始時から20代後半～30代前半と推定）
- 性別： 女性
- 身長： 165cm
- 出身地： 非公表（ただし活動拠点は東京都）
- 職業： コスプレイヤー、グラビアモデル、イベント出演者
このように基本的な情報すら明かされていませんでしたが、それが逆に「謎めいた存在感」となり、ファンの関心を引き付けていました。彼女の世界観や作品を楽しむことに集中させる姿勢は、徹底したプロ意識の表れともいえるでしょう。
学歴
学歴に関しては一切情報が出ていません。どんな学校に通い、どんな学生時代を送っていたのかはベールに包まれたままです。
ただ、驚異的な柔軟性や発想力、そして独自の表現力を見ると、学生時代から人前に立つことや表現することに魅力を感じていたのではないかと想像されます。
経歴
コスプレの原点
柳丸さんがコスプレを始めたのは2010年代初頭。きっかけは「好きなキャラクターの衣装を着て、友達と作品について語り合う楽しさ」でした。体操やバレエの経験があるわけではありませんでしたが、もともとの柔軟性を活かし、開脚やY字バランスなど“軟体ポーズ”を武器にする独自のスタイルを早期から確立しました。
人気拡大の時代
2010年代後半からはSNSを中心に人気が急上昇。特にX（旧Twitter）での影響力は絶大で、フォロワー数は66万人以上に。InstagramやFantiaを通じての活動も活発に行い、総フォロワー数は100万人を突破しました。
投稿される写真や動画はどれも大胆かつ美しく、ファンを惹きつけてやみませんでした。
メディアへの進出
グラビア雑誌やウェブメディアにも登場し、2023年頃には「開脚グラビア」が大きな話題に。インタビューでは「バキやジョジョのポージングを参考にしている」と語り、自らの身体表現を芸術として追求している姿勢を示しました。
晩年の活動
2024年以降は体調不良によりイベント出演は減少しましたが、最後にファンの前に現れたのは2025年夏のコミケ106。そこで披露した FGO・沖田総司（水着Ver.）コスプレ は、多くのファンにとって忘れられない最後の姿となりました。
結婚・子供
結婚や交際については最後まで一切触れられず、報道やSNSでもそうした情報は確認されていません。おそらく独身で、子供もいなかったとみられます。
彼女は私生活を徹底的に非公開にし、ファンには「表現者としての柳丸」を見てもらうことに全てを注いでいたように感じられます。
まとめ
柳丸さんは「軟体コスプレイヤー」として独自のポジションを築き上げ、ファンの想像力をかき立てる存在でした。華やかな衣装やポージングだけでなく、彼女の徹底したプロ意識や謎めいた生き方そのものが、人々を惹きつけてやみませんでした。
しかし、その裏で続いていたのは長く苦しい闘病生活。持病悪化により、わずか数十年という短い生涯を閉じることとなりました。
本名も年齢も明かさず、最後までベールに包まれたまま去った柳丸さん。その姿は、ファンの心の中で「唯一無二のコスプレイヤー」として永遠に残り続けるでしょう。